家づくりのスタートは資金計画にあり
「家を持ちたい」と考え始めた人が、まずやるべきことは何だと思いますか?
ほとんどの人は、住宅展示場を見に行ったり、土地を探したりしますよね。
でも、残念ながらどちらも間違った手順なのです。
土地を持たない人は最初に土地を買うから失敗してしまうし、
なんとなく住宅展示場に行くから、家づくりに失敗してしまうのだと思います。
では、最初に何をすることが正しいのでしょうか?
それは「家づくりに必要なお金のことを考える」です。
つまり「資金計画」を考える!!
家づくりには、土地代をはじめ、建物本体はもちろん、家具、家電、
引っ越し代に至るまでたくさんのお金がかかります。
その費用に充てられる資金は、以下の三つしかありません。
●貯蓄(自己資金)
●銀行ローン
●両親等からの資金援助
重要なのは、現在の収入で「いくらまで借りられるのか?」と考えるのではなく、
将来をイメージして「いくらまでなら返せるか?」を考えるべきだということです。
借りられる金額ギリギリまで借りたら、突然の出費に慌てることになります。
旅行や外食も我慢しなくてはなりません。
家だけ立派であっても、それでは家族の思い出さえ作ることができません。
資金計画は、借りられる限界まで借りる「限界予算」ではなく、
安全に返せる「安全予算」にすることがポイントなのです。
そして、土地に割り当てる予算は、
建物その他にかかる費用をすべて差し引いた「残り」の金額を上限とすべきなのです。
次回は坪単価のお話をしたいと思います😊