こんにちは現場管理の吉田です。床選びは張ってしまうと同じように見えますが年数を重ねると大きな差が出てきます。

このあたりの違いを知っているだけで将来のメンテナンスコストも大きく変わるので注意してください。

床材の選び方：クロネコハウスがこだわる丈夫で美しい床

床は家の中で最も長く使用される部分の一つであり、耐久性や美しさ、メンテナンスの手軽さが重要です。クロネコハウスでは、高品質で丈夫な床材を採用しており、特にパナソニック「ベリティス」のような高級シート床材を取り入れることで、機能性と美しさを両立させています。

ここでは、床材に使用される芯材と表面材の種類や特徴について詳しく解説します。

---

床材の芯材の種類

1. 圧縮ボードをベースとした床材

• 特徴
  圧縮された木繊維を使用したMDF（中密度繊維板）やHDF（高密度繊維板）を芯材に使用。
  • メリット
    • 表面が非常に平滑で、シートや突き板を貼りやすい。
    • 製造コストが比較的低い。
  • デメリット
    • 耐水性が低いため、水に弱い環境では不向き。水をこぼして拭き忘れると膨らみ直すことは出来ません。
    • 高負荷がかかると割れやすい場合がある。タイヤの付いた椅子などはへこみやすく、これも元には戻りません。

2. 合板をベースとした床材

• 特徴
  複数の木材を薄くスライスし、接着剤で張り合わせた合板を芯材に使用。
  • メリット
    • 強度が高く、耐久性に優れている。
    • 湿度や温度変化による膨張や収縮が少ない。
  • デメリット
    • コストがやや高め。アルファテックグループ全ての家にこの合板タイプの商品を使用しています。これは私たちの拘りです。
    •  

---

床材の表面材の種類

1. 無垢材を使用した床材

• 特徴
  自然の木材をそのまま使用した床材。
  • メリット
    • 自然の風合いと質感が魅力的。
    • 経年変化による味わいが楽しめる。
  • デメリット
    • 傷が付きやすく、ワックスやメンテナンスが必要。
    • 湿気による反りや割れが発生しやすい。

2. シートを使用した床材

• 特徴
  木目や石目を印刷した高性能なシートを貼った床材。
  • メリット
    • 表面が傷や汚れに強く、メンテナンスが簡単。
    • デザインのバリエーションが豊富で本物と見分けがつかないものもある。
    • ワックス不要で手入れが簡単。
  • デメリット
    • 無垢材に比べると風合いや温かみが劣る場合がある。

---

私達が標準使用しているパナソニック「ベリティス」の高級シート床材

パナソニックの「ベリティス」は、シートを使用した床材の中でも特に高品質な製品として評価されています。

特徴

1. リアルな木目デザイン
   本物の無垢材と見分けがつかないほどの精巧なデザインで、高級感を演出。
2. 傷に強いコーティング
   特殊な表面加工により、家具の移動や日常生活での傷がつきにくい。
3. ワックス不要
   お手入れが簡単で、掃除するだけで美しさを保てます。
4. 耐久性と安定性
   湿気や温度変化にも強く、長期間美しさを維持。
   
   

   パナソニックベリティス

---

どちらを選ぶべき？

無垢材がおすすめな方

• 自然素材の風合いを重視する方。
• 経年変化を楽しみたい方。
• 日々の手入れ（ワックスがけなど）に抵抗がない方。

高級シート床材がおすすめな方

• メンテナンスが簡単で傷がつきにくい床を求める方。
• コストパフォーマンスを重視する方。
• デザイン性と耐久性を両立させたい方。

---

まとめ

クロネコハウスでは、耐久性やメンテナンス性に優れた床材を採用し、長く快適に使える住空間を提供しています。特に、パナソニック「ベリティス」の高級シート床材は、リアルな木目デザイン、耐久性、そして手入れの簡単さから多くの住まい手に選ばれています。

「長年安心して使える床材を選びたい」「おしゃれで手間いらずの床を探している」方におすすめです。