土地付き一戸建てのメリットとデメリット
マイホームの購入をお考えのお客様のうち、8~9割は土地をお持ちではありません。
そのような方の家づくりは、土地から探し始めるか、土地付き一戸建てを購入することになります。
家づくりの選択肢の一つ、土地付き一戸建て(分譲住宅、建売住宅)を購入することは、
次のような特徴があります。
〇メリット
間取りや外観から、あなたの気に入った物件を選ぶことができます。
建物が出来上がっていることが多いので、
日当たりの確認やこれから始まる生活のイメージがしやすいでしょう。
購入後すぐに入居することができ、工事期間中のアパートの家賃を支払う
ことがないので、家賃と住宅ローンの二重払いの心配もありません。
契約は土地と合わせて一回で行いますので手続きが簡単で、予算の総額も把握しやすい。
価格的に手が届きやすい物件が多いのも特徴です。
×デメリット
立地条件も含めて、完成しているということは100%希望の物件に巡り合うのは至難の業です。
仕様の変更や壁紙の選択も完成物件であれば難しいでしょう。
ある程度の妥協が必要となります。
契約を急がされることがよくあります。
「他のお客様がお待ちですので、今週中にお返事ください」という営業トークをよく耳にします。
建築中の様子がわからない。テレビで取り上げられるような欠陥住宅に巡り合うことは
ないでしょうが、それでも設計士の耐震偽造、大手ビルダーの耐力壁不足など、命を守る住宅の
安全性を問われる問題が多いのも事実。
工事途中の現場が確認できないのは、あなたも不安に感じることでしょう。
そんな時は建築中の物件を見せてもらってください。
万が一、見せてもらえない時は「なぜ、見せてもらえないのか?」と質問して、
その答えにあなたが納得できたかどうかが判断材料になるのではないでしょうか。
土地付き一戸建て物件に関しては、会社の信頼性がそのまま物件の信頼性につながります。
慎重な業者選びが最大のポイントになります。