見積りを比較する、本当の意味とは?
競争させなければ、
安い見積りを提出しない業者を
信用できるでしょうか?
常に精一杯の見積りをしている業者かどうか、競争させることでわからなくなります。
そもそも適正な見積りをしているなら、大幅な値引きはできないはずです。
また、仕事に自信のある業者は正直な見積りを出しています。
だから、大きな値引きは絶対にしないはずです。
無理を強いる相見積りが、良い結果につながることは非常に少ないのです。
見積りを二通り並べて合計金額だけなら比較ですますが、内容まで比較できるでしょうか?
材料の良し悪しまで比較できるのでしょうか?
軽量鉄骨と木造では、品質の良し悪しを見積書で比較するのは至難の業です。
また、木材の強度、太さ、品質、加工の精度などは非常に大切なのですが、
見積書にはこれが表れないのです。
もちろん、良い業者かどうかも数字だけの見積書には表れないのです。
ですから、見積り金額だけで判断するのは十分注意してください。
あなたが真剣なら、良心的な業者は真剣に応えるはずです。
もし、業者に不安や疑問を感じているなら、それは「待て」のサインです。
住まいづくりの成否は業者選びで決まります。
数字だけで判断せず、くれぐれも慎重に進めてください。