マイホーム、今建てる?それとも資金を貯めてから?
昨日のブログで「購入時期を遅らせることは決して特になりません」とお伝えしましたが、
今日は少し詳しくご説明します。
仮に現在の家賃が8万円、住宅資金として月に3万円を貯蓄しているとします。
5年後にマイホームを購入するとしたら、3万円×60ケ月で頭金が180万円貯まりました。
住宅ローンの借入は180万円少なくて済みます。
ところが!その間家賃として支払う金額は480万円になります。
この480万円は大家さんに支払うお金なので、自分の財産にはなりません。
また、この貯蓄により少なくなった180万円を、金利2.5%で借りていた場合、
その支払い総額は約270万円になります。
大家さんに支払った480万円との差額で考えると、なんと210万円も損をしたことになります。
もし、5年後に住宅を購入する際に金利が1%上がっていたとして、
その際銀行から3,000万円借りた場合、支払金額は703万円多くなります。
家賃で損した210万円、金利の703万円、合計913万円損したことになるです。
頭金はある程度あった方が良いとはいいますが、家賃の支払いと金利のことを考えると、
必ずしも頭金を貯めてから家を買った方がいいとは言えない現実があるのです。
つまり、今すぐ住宅を購入した場合に老後の蓄えが1,500万円残るとすれば、
5年後に購入することになると、老後の蓄えが587万円に減ってしまうことになるのです。
結論!
家づくりは少しでも早い方がお得なのです!!