ホントに安いの?坪単価にご用心②
今回は住宅購入に必要な資金の内訳のお話です。
1.本体工事の費用
本体工事は建物そのものにかかる費用のこと。
一般的に基礎工事や構造躯体工事、木工事、内装工事などを指します。
2.付帯工事の費用
付帯工事費は選ぶ土地により金額が変わるケースがあります。
現場管理費や確認申請料、屋外給排水工事、仮設工事、設計料などがあり、
一棟あたり平均して約250万円程度の費用が必要となります。
建築する土地の状態によっては、さらに費用がかかる場合もあるので
注意が必要です。
例えば、給排水の引込みがされていない宅地であれば、引込み工事が必要
ですし、浄化槽の設置が必要であればその費用もかかります。
また、軟弱地盤には地盤改良や補強を行うことになります。
隣地や道路との高低差があれば擁壁設置や造成工事が必要なこともあります。
しっかりと担当者との費用確認・打合せを行いましょう。
3.外構工事の費用
どの程度の外構工事を行うかで費用は変わってきますが、
平均して100~150万円程度の費用がかかってきます。
4.土地の購入費用
5.諸費用(登記費用や火災保険料等)
諸費用には、登記費用やローン諸費用、火災保険料や仲介手数料、
事務手数料、固定資産税、印紙代等があります。
また、エアコン、カーテン、照明器具、引っ越し費用が本体工事に
とこまで組み込まれているかの確認も忘れずに。
諸費用額は、住宅ローンの組み方などで少し前後しますが
100~150万円程度かかります。
1+2を合計したものが建物のコミコミ価格となります
次回に続きます▶