中古物件を新築にする、のが難しいなら
単純に「リノベすればいいじゃない!」
とお考えのあなた!!
それも、そんなに単純ではないのです・・・
中古住宅の問題点として
①基礎
②白蟻
③耐震性
④防水性
⑤断熱性
⑥設備機器
などなどのチェックが必要です。
①②③については問題がある場合、いくら内装をきれいにしても
家ごと壊れてしまう可能性があるので特に注意が必要です。
④は特に屋根です。雨漏りがないか、屋根の状況の確認は必須です。
⑤については、昔の家屋にはそもそも断熱材なるものが入っていない場合が多いです。
土壁、シングルガラスの窓、すきま風だらけなんて昔の家屋では普通でした。
とはいえ、当時の気候であれば、それも良しだったかもしれませんが
温暖化が進み、異常気象と言われる現在において、この状況のままでは過ごせません。
やっと最後に⑥なんです。トイレを洋式に、お風呂を広く、となると
かなり大掛かりなリフォームとなり、①~⑥まで満たそうと思うと
正直、新築より高くなってしまう可能性も出てきます・・・
また新築時の注意点同様
市街化調整区域
に指定されてしまっているとリノベであっても許可が必要となる場合があります。
リノベなら簡単!ではない、ということもご理解いただけたらと思います。